「新潟市採用力向上サポート事業」は、市内企業の人材確保や若者等の市内就労を促進するため、企業の魅力度向上や社内外への発信力強化のほか、効果的なインターンシッププログラムの構築を通して、企業の採用力向上を支援する事業です。
事業の一環であるインターンシッププログラム作成講座では、インターンシップの基礎を学び、その後、コーディネーターによる個別コンサルティングで各社に応じたインターンシッププログラムを作成し、学生と企業双方に価値のあるインターンシッププログラムの策定方法等を学ぶ講座です。
本コラムでは、講座を受講した理由や感想、今後の展望について全3回に渡ってお伝えします。今回は講座を終えた株式会社大橋商会の平野 康也さんにお話を伺いました。
文字だけでは伝わりにくい仕事だからこそインターンシップを導入したい
ー 本日はよろしくお願いいたします。まず、お名前と御社の事業内容を教えてください。
よろしくお願いいたします。株式会社大橋商会の平野 康也と申します。
大橋商会はリサイクルに向けたコンサルタント事業(「O-mission」)を行っています。廃棄物処理事業を通じて、社会に貢献することを使命と考えています。「O(オー)」は大橋商会の頭文字、そして循環型社会の標榜するゴミ「0(ゼロ)」の意味も込めています。:株式会社大橋商会 HP
ー 今回この講座を受講したきっかけを教えてください。
弊社では今まで中途採用が中心でしたが数年前から新卒採用を始めました。今回の講座では、まずは採用活動やインターンシップのノウハウ・知識を身につけたいと思い、受講を決めました。
また、弊社の事業である産業廃棄物リサイクル事業は、文字を見てもイメージが沸きにくいものです。そのため、事業を知ってもらえるインターンシップは弊社の採用活動に非常に有効な採用手段であると感じていて、以前よりインターンシップを始めたいと思っていました。
ー 受講してみて、感想や印象に残っていることはありますか?
コーディネーターの佐々木さんからロジカルで段階を踏んだアウトプットをマンツーマンでいただけたところが良かったです。
わたし自身入社して間もなく、新卒採用についても始めたばかりということもあり、正直分からないことが分からない状態の中でプラスアルファの気づきをたくさんもらうことができました。毎回アドバイスに驚かされる部分が多く、こういった視点があるんだと感じることが複数あり、勉強になりました。
また、講座の中でその都度次に向けての宿題ができたことも良かったです。締切がある中で、自分自身や他の社員を動かすための良い動機付けになりました。