「新潟市採用力向上サポート事業」は、市内企業の人材確保や若者等の市内就労を促進するため、企業の魅力度向上や社内外への発信力強化のほか、効果的なインターンシッププログラムの構築を通して、企業の採用力向上を支援する事業です。
事業の一環であるインターンシッププログラム作成講座では、インターンシップの基礎を学び、その後、コーディネーターによる個別コンサルティングで各社に応じたインターンシッププログラムを作成し、学生と企業双方に価値のあるインターンシッププログラムの策定方法等を学ぶ講座です。
本コラムでは、講座を受講した理由や感想、今後の展望について全3回に渡ってお伝えします。今回は講座を終えた中越運送株式会社 川﨑 貴司さんにお話を伺いました。
<中越運送株式会社>
中越運送株式会社は新潟県に本社を置き、東京・名古屋・大阪と全国に営業所を展開している物流会社です。小口貨物の積み合わせ輸送、ダイレクトメール便の発送代行、国際貨物の輸出入、倉庫業など多角的に事業を行っています。:中越運送株式会社 HP
インターンシップの形を時代に合わせて変化させていく
ー 今後のインターンシップについての展望はありますか?
学生に必要とされているインターンシップと社内のインターンシップのイメージの乖離を感じており、近づけていく必要があると思っています。そのためには、今回作成したカードゲームを活用しながら、インターンシップの存在を社内に浸透させていきたいです。
また、今後はインターンシップの学生にSNS投稿をお願いしたり動画を作成してもらったりとインターンシップの形についても、どんどん良いものにしていきたいと思っています。
どうしても仕方のないことですが、社内のさまざまな部分で慣例的になってしまっている部分が多くあり、さまざまな点で古くなっていると感じます。そんな中で、インターンシップ・採用の部門から社内に新しい風を吹かせるために新しいものをどんどん取り入れていきたいです。
ー 最後になりますが、インターンシップ養成講座をどんな方におすすめしたいですか?
例えば、わたしのように長く続いている中小企業にいて、社内を変化させる必要があると感じているが、何をすればいいのか、どこから着手すればいいのかが分からない方は多いと思っています。
そういう方をはじめ、10年後でもいいので自分で会社を変えたいと思っている人におすすめの講座ではないでしょうか。