EVENT REPORT イベントレポート

令和7年度『若手リクルーター養成講座』イベントレポート(Vol.2)

令和5年度から新潟市が実施する「若手リクルーター養成講座」の3年度目の実施になります。

本講座は、市内企業の若手社員を対象に、次世代リーダーやリクルーターとして活躍できる人材の育成と定着を目的とした、全4回の連続プログラムです。

講師としてグローリンク株式会社代表取締役の中藤美智子(なかとう・みちこ)氏をお迎えし、グループワークを通じて異業種の同世代社員との交流を深めながら、リクルーターに求められるスキルの習得や、自身のキャリアの見直し、自社の魅力の再発見に取り組んできました。

回ごとに異なるテーマで進行してきた本講座ですが、最終回となる第4回(12月9日 開催)は、前年度に続いて学生を審査員として招き、自社の魅力を伝えるプレゼンテーション発表会を開催しました。就活生への伝え方をより磨く機会となるように、学生審査員からのフィードバックの時間を設けました。本レポートでは、発表会当日の様子をお届けします。

 

振り返りと目標設定でプレゼンの最終調整

この日のアジェンダは「講座全体の振り返り・目標設定」、「プレゼンテーション」、「今後に向けての行動宣言」となります。

午前中はこれまでの講座で得た気づきや学びを振り返る時間から始まりました。グループに分かれて話し合い、その後代表者が全員に発表・共有しました。

次に、ワークシートをもとに目標と具体的なアクションプランを策定しました。3〜5年後に「組織としてどうありたいか」と「個人としてどうありたいか」とそのために取り組む項目と具体的なアクションを書き出し、グループ内で共有した後に全員の前で発表しました。

午後のプレゼン発表を前に、自分たちが「何のために」「どのような想いで」リクルーターの仕事に就いているかを再確認し、プレゼンに向けた最終調整を行いました。

 

予選プレゼンテーションと学生からのフィードバック

チームに分かれてのプレゼン

 

発表会には参加企業24社、学生審査員7名が参加しました。まず予選を行い、選ばれた企業3社が決勝へ進みます。

予選では、受講者と学生審査員がそれぞれ3会場にわかれ、自社の魅力についてのプレゼンを行いました。そして、各社の発表ごとに学生審査員からの質問やフィードバックの時間が設けられ、感想や質問などのやりとりをしました。実際のやりとりの一部をご紹介します。

 

 

学生審査員:お客さまとの「信頼関係」が大事というお話をされていましたが、信頼関係を築く上でどのようなことを心がけていますか?

受講者:学校で教えてもらうようなことが大事かなと思っています。挨拶やお礼、言われたことをちゃんとやるといった基本的なことができて、その先の仕事に取り組むことができると思っています。

学生審査員: ワーク・ライフ・バランスに関してはどのような取り組みをされていますか?

企業参加者:弊社では女性活躍推進法という法律に基づいて、「えるぼし」マークを早い段階で取得しました。長時間労働がないことや女性管理職が多いことを評価していただき厚生労働省から認定を受けました。そういった取り組みをすることで、全社的にワーク・ライフ・バランスを実践してきました。

 

プレゼンを終えると、学生審査員から参加企業へと「フィードバックシート」が渡されます。採用される側(学生審査員)から、採用する側(参加企業)への評価が点数になってフィードバックされます。

 

プレゼンテーションを評価する「フィードバックシート」

 

そして、学生審査員は最も魅力的に感じた企業に投票。それぞれの会場で最も票数を獲得した企業が、決勝に進出する権利を獲得しました。

 

講座の中で解消していったプレゼンへの不安

熱量の高い決勝プレゼン

 

決勝に進出したのは、弁護士法人美咲、株式会社中喜、株式会社北村製作所の3社です。喜びや戸惑いなど、それぞれの反応を示しながら、改めて全参加企業と学生審査員の前で会場全体の注目を浴びながら堂々とプレゼンを披露しました。プレゼン終了後、審査員からの決選投票が行われました。

 

決勝プレゼンを審査する学生審査員の皆さん

 

投票の結果、優勝は株式会社中喜に決まりました。プレゼンをした中喜の宮下さんは、「信じられない…」といった様子でしたが、送られた拍手の大きさは企業の魅力が十分に伝わるプレゼンテーションであったことを示していました。

 

宮下さん:講座が始まった時はプレゼンに対して不安を持っていましたが、講座を受講する中でたくさん考えて社内で協議を重ねることで、会社の魅力を十分伝えることができたかなと思います。こういった順位をもらえたことを光栄に思います。ありがとうございました!

 

優勝した株式会社中喜の宮下愛海さん

 

また、プレゼンテーション全体を通して学生審査員から感想が述べられました。

 

参加企業のプレゼンを審査した学生たち

 

学生審査員: 学校では企業の方々からプレゼンを聴くことはないので、貴重な機会をいただきありがとうございました。それぞれの企業の事業内容や、どのような思いで仕事に取り組まれているのかを知ることができました。企業ごとの魅力や特徴が伝わってきて、とても興味深かったです。

 

共に受講してきた皆さんでの「行動宣言」

参加企業で講座全体を通した振り返りの時間になり、グループ内でディスカッションを行いました。プレゼンで魅力が伝わるために「良かったポイント」を話し合い、グループごとに代表者から発表。最後に中藤さんからの総括がありました。

中藤さん:決勝に残った3社のプレゼンの「良かったポイント」を見てみると、まず内容は会社の魅力を学生さんの視点で絞り込んでいただいたと思います。それに、資料の見せ方も写真を中心に構成するなど工夫されていました。そして、何より話し方が素晴らしかったと思います。予選の皆さんもレベルが高かったと思いますが、特に決勝の3名は何も資料を見ることなくプレゼンをしていました。そういった話し方で練習量や熱意、自分の会社を本当に魅力的に思っている気持ちが伝わったのだと思います。

 

最後に、これから採用活動においてどのように行動していくかの「行動宣言」を、各受講者から発表しました。

 

 

すべての受講者に「修了証」が渡され、数ヶ月に及んだ連続講座は幕を下ろしました。

講師を務めた中藤さんより、締めの挨拶がありました。

 

 

講師(中藤さん):皆さん、講座にご参加いただきありがとうございました。皆さん意欲的ですごく笑顔で参加いただきました。それぞれ自己開示しながら情報交換していただく場面も見られて、皆さん自身で講座を盛り上げていただいているなと感じていました。同じ新潟の企業さんとして、ここでできたつながりを持ち、今後も励まし合いながら採用活動を頑張ってもらえればと思います。そして、皆さんが会社や仕事に誇りとやりがいを持って働くことで、良い人材が入社して来て、会社が成長し、ひいては新潟の発展にもつながると思います。私も新潟出身者ですので、皆さんと一緒に新潟を盛り上げていければと思います。今後ともよろしくお願いいたします!

 

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